よろず屋ダイアリー

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時代が変わっても、心はそれになかなか追いつかない


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 昔の時代と比べ、現在では戦争や飢えで死ぬことはなくなった。スーパーやコンビニが誕生したことで、生活の利便性が大きく増した。さらにはスマートフォンも登場し、いつでも必要な情報を得られるようになった。

 

 少なくとも戦時中から、これだけ文明が発達したにも関わらず、未だに心が追いついていない者が存在する。80~90代の方々である。

 

 家族として共に過ごしたという方もいるだろう。あの年代の人たちはやたらと物を貯めたがるのだ。それに管理能力がろくにないにも関わらずだ。

 財布の中身はカード類でぎっしりだったり、某5歳児の母親みたく、部屋の押入れは物でぎゅうぎゅう詰めであったり、他にも何に使うのかよく分からない代物がたくさん置いてある。

 

 昔の時代は物がなかったなんてよく言われる。いつなくなるかも分からないので貯蔵しておくのがベストなのだと。しかし今ではむしろ余計な物で溢れ返っていると言っても過言ではない。

 

 現在では過去ほどに物に飢える時代ではないのは誰もが理解しているはずである。…にも関わらず、そんな年配の方々が物に執着するのは、物に飢えていた記憶が心に刻まれているからである。「今は物は手に入るけど、いつまたなくなるのか分からない!」「貯蓄は大事やねんぞ!!」と、心はまるで時代に追い付いていないと見受けられる。

 

 逆にそうでない世代は、物に飢えた時代を生きていない。必要最低限あれば事足りるという人が多いし、何より自らの管理能力も分析できてると思う。むしろキャパオーバーにも関わらず、家をゴミ屋敷にしてる年配の方々の物に対する執念もなかなか凄いものではあるが。

 

 いずれそうでない世代も、時代の変化に心が追い付けない事態になるのは明白だ。そういう意味では、断捨離もまた人の適応力の育成に役立っていると思う。古いものor自分にとって役に立たないものor足枷になるものを捨て、新しいものを取り入れる。湯船の古い水を流しつつ、新しい水を入れる。実践するまでは長い道のりかもしれない。しかし一度でもそれに取り組めれば、あとはどうにでもなる…かもしれない?

 

 「物を貯蔵するのは大事だけど、管理能力を上回っちゃ本末転倒だよね」ということを、あの世代の人たちはもっと自覚すべきだろう。