よろず屋ダイアリー

健常者もどきの20代♂による雑記

管理できないなら物なんて捨てればいい


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 この前スーパーに行ったときのことだ。電池を買おうと思い、電池売り場を覗いた。その売り場の広告に「台風対策!」という文字を見かけた。

 

 一見するとただの広告だが、そのとき僕は「なんか、無理に買わせようとしてるなぁ…」と思ったりした。

 売る側からすれば当たり前の話ではある。しかしそのときの僕にはどこか、感に触るところがあった。台風対策と書かれた広告は、その電池売り場にしかなかったのである。

 

 

電池売り場のみに設置された「台風対策」の広告

 台風による被害といえば、大雨による床下浸水や雨漏り、強風によって屋根が飛ばされたり、場合によっては停電したりもするだろう。確かにそういうときに備えて、懐中電灯や避難するために衣類や食料も必要になる。

 つまりその台風対策という広告が、電池売り場にだけあるのは少し違和感があるように思うのだ。

 

 とは言っても、全ての売り場に台風対策の広告を設置するのもおかしな話である。電池売り場のみにその広告を配置するのは、災害時において、一番に優先されるものがやはり電気という理由だからなのだろうか。

 

 

買い溜めしても忘れたら全部パー

 台風のような災害時に備えて、物を貯蔵しておくのは大事である。しかしいざそのときになると、多くの人は余裕をなくしてしまうのだ。年寄りの方ならより一層パニックに陥ってしまうだろう。果たしてそんな状況で、倉庫の奥にでも貯蔵した物を簡単に取り出すことができるだろうか。おそらくはできないだろう。

 

 年を取ると頭がボケて、管理能力もまた衰える。物が多すぎると、どこに何を収納したのかなかなか思い出せなくなる。災害に備えて購入した物までも、被災後だと余裕をなくしてしまうために、そもそも購入したという事実を忘れる。覚えていたとしても、倉庫の奥の奥にでも収納されていては、取り出す余裕までもなくす。なのでその物がフルに活かされるということはないだろう。にも関わらずあの年代の人たちは、自らの管理能力の衰えを全く認識しない。買いまくっては貯蔵し、いざと言うとき、その買ったものを忘れるというもったいない連鎖を繰り返す。

 

 

昔の心の傷によるところが大きい

 とは言っても無理のない話である。今の年配方の世代というのは、僕たちの世代とは違って戦争というものを経験している。

 つまりはみんな貧しくて物が手に入らなかったという状況が長く続いたということである。物を貯蔵するのが当たり前の時代を経験してきた彼(彼女)らが、物にありふれた今の時代に追い付けないのももっともな話である。ただほんの一時的に物がありふれているだけなんだという認識なのかもしれない。なのでまたいつ物が枯渇するか分からないという心境なのだろう(まぁいつかは枯渇する日は来るだろうが、思い悩むだけムダである)。

 

 しかし「台風対策!」のとても小さな広告に踊らされるというのは些か滑稽である。衝動買いした乾電池で懐中電灯を照らしたところで一体何になるというのか。そもそもそれ以前に災害が来る日まで、店で買った電池を覚えていられるのだろうか。

 

 

管理できる範囲で買い物しよう

 たかだか広告一つでここまで文章書くかって話ではあるが、ただあの広告を見て、頭の中で思い浮かんだ考えを記事にしただけである。

 世の中には不要だと思う物が多すぎるのはおそらく共通認識だろう。その不要なものを、広告等で煽りに煽って消費者に買わせようとする。管理能力なんてお構いなしに物を貯蔵する年寄りなんて、販売する側にとって格好の的でしかない。

 

 

まとめ

・電池売り場にだけ「台風対策!」の広告を見かけ、何だかなぁと思った

・自らの管理能力を把握せず、無鉄砲に物を貯蔵する年寄り

・戦争時代を経験した彼(彼女)らは、今の物がありふれた時代に追い付けていない

・要らないもので溢れ返っている現代

 

 ちなみに僕が物を買うとき、あらかじめ捨てる物を用意しておく。元々新しい物を買うのに抵抗を感じるので、古い物をどうにかすれれば大抵上手くいく。