よろず屋ダイアリー

元不登校・HSP・ASD疑惑マンの思考回路

生まれてきてしまったが、それでも全てが悪いことばかりではなかったと思いたい


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 出産というかたちで、親は子に生老病死という苦痛を付与する。この世はありとあらゆる苦痛に塗れた大海だ。息をするために浮上するだけでも一苦労で、その繰り返しを余儀なくされる。疲れたら休めばいいのは分かってる。でも違うんだ。僕が言いたいのは、

 

疲れたら休む

→また動いて疲れたら休む

→また動いて疲れたら休む

→また動いて疲れたら休む

 

この連鎖を繰り返すことそのものがすでに苦痛なのだ。容易な気持ちで「しんどかったら一休み入れなよぉヽ(・∀・)ノ」とかアドバイスしてくる人はその部分が全く見えていない。的外れな意見だし、何の参考にもならない。

 

 

娯楽は痛み止めに過ぎない

 世の中には苦痛が大半だが、それを抑えるための痛み止めがある。その痛み止めというのが、いわゆる娯楽という代物だ。スポーツ、カラオケ、旅行、豪華な食事などが該当するが、そもそも苦痛さえ感じていなければそんなものは不要である。疲れているからこそ息抜きに遠出してみたり、栄養摂取としてステーキを食べまくったり、パチンコやギャンブルで博打を楽しんだりする。それらの行動を起こしている時点で、その人はすでに疲れてしまっているのだと思う。

 

 疲れていないときにマッサージや、キャバクラに普通は行かないだろう。痛み止めが、どこか体に痛みがあるときに服用するのと同様、娯楽もまた苦痛を紛らわせるために行うものなのだ。痛み止めや娯楽そのものに価値はない。生老病死なんて存在しなければ、そんなものを求めることも決してないのだから。

 

 娯楽を楽しむというのはつまり、体の痛みを鎮痛剤で緩和する行為と同じだ。仕事をしまくることで疲れ切った体を、娯楽サービスで癒しまくる。これこそがじゃんじゃん働いてじゃんじゃん浪費しろという、政治家の主な目論見の1つでもあるというわけか。うわぁ、マジで汚い手使いますなお偉いさん方は。

 

 

どうあがいても生まれてこないに越したことなんてない

 よく本の中には「病気になって良かった✿゚❀.(*´▽`*)❀.゚✿」みたいなタイトルの作品がある。題名をそのままの意味で捉えてはいけない。あくまでこういうのは、「病気にはならないに越したことはなかったけど、それでも全てが悪いことばかりじゃなかったゾ☆」という意味だ。病気にならないことが最善であることに変わりはない。「病気になって良かったのか!!すげぇ!じゃあ俺も病気になろう!!!」とわざわざ病気になりにいく人なんてまずいないだろう。

 

 運悪く生まれてきてしまった人も、「苦痛だらけの生老病死を押し付けられてしまったけど、それでもこの世界はそればかりじゃないんだ!」と最低限思えることができれば、まだ多少は生きやすくなるのかもしれない(目標にはしてるが、達成はほぼ不可能)。もちろん、対に生まれてこない状態の方が圧倒的に良いのは言うまでもない。なので安楽死には賛成という意見には変わりがない。

 

 

出産以外にも幸せはあっていいと思う

 生老病死という苦痛を人に押し付ける以外の手段で幸せを得られたら僕は嬉しいと思う。子どもが欲しければ養子になる子を探すとか、ペットを飼ったりするだけでも幸せは得られると思う。

 

 度の障がいを持った子が産まれたら、即座に赤ちゃんポストに超ダンクシュート!!したくなる親も多いのだという。そしてそういうとき、出生主義者の方は「このクソ醜い肉片が子宮の中でヘマやらかしやがったのが悪いんだ!!」と主張することだろう。出産をエゴだと自覚できない、したくない人もまたそう思うことだろう。

 

 「生殖器官なんだから使わないとモッタイナイ!」とか言う人は、今すぐにでも盲腸とか、脳の使っていない箇所とか使ってみたらいいと思う(まぁ不可能だけど)。要するに使ってない臓器があるのが気に入らないってことなのかもしれない。だったら生殖器官以外に他の臓器にも目を向けてもいいんじゃないか?

 

 これからの人生でどんなに良い事があったとしても、あらゆる苦痛が存在する限り、生まれさせられて良かったとは決して思わないし、「人生は素晴らしいわ!!この刹那の瞬きを我が子にも!!!」と言わんばかりにポコポコ子どもを産む人に辟易する。その人にとって子どもを産むことは幸せであり、それを強制的に止める権利はない。しかしそれをエゴとは認めず、子どもが産まれるまでの過程(生殖細胞のときから)全てをその子どもの責任に転嫁する親は今すぐくたばれ。

 

 少なくとも周りの苦痛を、ごくわずかにでも緩和する努力だけはしたいと思っている。それを徹底的にした上で、反出生的思想を持とうと思っている。